株式会社のおがたあーす 二坂満理子さん

株式会社のおがたあーすの二坂さん。普段の活動や、ここっちゃへ参加したきっかけ、これからについてお話を伺いました。

――普段、どのような活動をされているのでしょうか。

株式会社のおがたあーすの設立は、2019年3月です。
サイクリングロードがその年に開通したので、サイクルエイドになりたいと思い、最初に「cocotte(ココット)」というキッチンカーでカフェを始めました。
主な事業内容は、キッチンカーのご紹介やイベントの企画、飲食サービスとレンタルサイクルです。

官公庁(直方市役所、直方警察署、商工会議所、直方郵便局等)が周辺に多く、地域の人たちのランチもあったらいいなというお話もありましたので、水曜日木曜日にフードやスイーツのキッチンカーも加わって週替わりでランチを提供しています。

直方のお土産は和菓子が多いので、洋菓子で直方をアピールすることができないかなと思い、「のおがたキャラメル」を開発し、商品として取り扱っています。
ほろ苦く大人っぽくパリパリの食感を出したくて、試行錯誤しました。

サイクリストの人は、甘いものは苦手かなと思っていたんですが、糖分を必要とするようで、キャラメルを考えました。
のおがたキャラメルを、海外出張に持って行ってくださる方もいらっしゃって、喜んでいただいているようです。

日の出コーヒーは、ベトナムの無農薬農園で作られたヘーゼルナッツと焙煎したカフェインレスコーヒーで キャラメルにもぴったりです。

――活動のきっかけとなったことはありますか。

もともと母が事業をしていて、25年一緒にしてきました。
色々な地域の活動に参加しましたが、どうにか次に繋がるような活動をということで、地域の方と自転車でサイクリングロードにアピールし、広がり地道に活動を続けています。

――活動する中で、こだわりや心がけていることはありますか。

モットーは、地味に地道にです。
のおがたわくわく実行委員会といって、役員8名ですが、地域で活動している方や、直方のために協力しようと遠方からの方も加わって35名ほどのグループもあります。
登録制にしていませんので、イベントをするのも出来る人ができることをする、そういった感じで活動しています。
サイクリングには、直方市外の方がたくさん来られて情報発信をしてくださいます。そこで、直方の人が気づいてくれることが多く。市内から外に活動を広げようというよりも、市外から内に伝えようといった感じで続けています。

――ここっちゃではどのようなカタチで出店されますか。

のおがたキャラメルと、日の出コーヒーを置かせていただきます。
コーヒーはカフェインレスなので、妊婦さんも飲めますし、夜飲んでも眠れるし、とても優しいコーヒーです。チョコレートのような甘みのある香りが特徴です。
日の出コーヒーは、ブランドの名前なんです。たまたま日の出橋と重なっているだけで。

――ここっちゃへの出店のきっかけを教えてください。

私は、直方出身なので、賑やかな頃の商店街も知っていますので、商店街で店を出すっていうことは、夢のまた夢の世界で。
ささやかですけど、商店街の賑わいにも貢献しつつ、小さなブースで自分のところのアピールができるのであれば、参加させていただきたいなという想いです。

――ここっちゃへ出店されるにあたって、何かイメージされることはありますか。

商店街の中の一つの店舗に入ると、大体一つのカテゴリーのものしかありませんよね。
たくさんのブースがあれば、色々な方が新発見、興味を持ってくださるものがあると思いますので、すごく期待しています。

子どもさんが喜ぶようなマルシェを、月一とか、三か月や半年に一回とか。 ママだけじゃなく、子どもたちも楽しい、ママも子どもからちょっと目を離しても大丈夫な空間がつくれると良いですね。

――今後の目標などあれば教えてください

ここっちゃをきっかけに人が集まって、またそこから情報発信ができるようになると良いな…と思っています。

――今日は、ありがとうございました。

取材日:2023年3月1日

【取材の撮影ご協力】
株式会社オフィスブロッサム
りきひさくるみさん
佐野桃佳さん(北九州市立大学在学)