焼き菓子のネットショップ販売をされている岡本さん。普段の活動や、ここっちゃへ参加したきっかけ、これからについてお話を伺いました。
――普段、どのように活動されているのか教えてください。
実店舗はありませんが、インターネットでの販売とイベントへの出店を行っています。
ご近所の方や、メールでご注文をいただいています。
――焼き菓子はどのように作られているのですか。
色々と種類はありますが、お野菜クッキー・パウンドケーキ・バスクチーズケーキを主に販売しています。
国産の野菜パウダーを使用していて、現在8種類出しています。紫芋、サツマイモ、ビーツ、コーン、人参、小松菜、ブロッコリーなど。
子どもに安心して食べさせられるお菓子と考え、保存料は使用せず、着色料も野菜からのものといったこだわりを持って作っています。
――たくさんの色のお菓子が並びそうですね。
紫芋は紫色、サツマイモは淡い黄色、ビーツはピンク色、コーンは黄色、人参はオレンジ色、小松菜は緑色、ブロッコリーも緑色。小松菜の方がブロッコリーよりも濃い色ですね。
子どもたちに食べさせたいと思って、見た目にも可愛らしくカラフルに作りたいと考えたのですが。やっぱり小松菜は小松菜の味がするので、あまり食べてはくれません。
野菜嫌いを、少しでも克服するきっかけになればいいと思っていますけど、なかなか難しいですね(笑)。
――ここっちゃでは、どのようなカタチの出店になりますか。
物販エリアの棚タイプです。お野菜クッキーや、メレンゲクッキーなどの販売を予定しています。
お子さんが喜びそうな、くまちゃん型といった動物のデザインのものを置こうかと。
機会があれば、積極的にいかせていただきたいと思っています。
――今回、出店されるきっかけがあったら教えてください。
きっかけは、ホームページに掲載されていたここっちゃの情報です。もしかすると出店できるかも…と考えました。
以前より、直方の商店街がもっと活気あふれる場所になればいいなと思っていましたが、店舗を一つ借りるのは厳しいですし、ホームページを見たときは、「え、こんな場があるの?」と驚きました。
――ここっちゃへ出店されるにあたって、何かイメージされることはありますか。
たくさんの方に喜んでいただければと思っています。
お母さんも日頃、疲れるでしょうから、お菓子でちょっとでも癒しを…と思っています。
――現在、インターネット販売をされていらっしゃいますが、きっかけはあったのでしょうか。
幼いころから、お菓子屋さんになりたいと思っていました。
進路は調理を選び、卒業後はファーストフードチェーンに勤めていたのですが、出産をして会社を辞めるかどうするか…となったときに、次に自分にできることは何かと考えたんです。
社員として働いていましたので、勤めていた方が確実に安定した収入はありますし、不安はないのですが。
住んでいる家は広く部屋も余っていて、どうせなら活用した方がいいなと。
せっかくだから夢を叶えようと考えました。
――お子さんが生まれたばかり(取材当時産後3か月ほど)で、4人いらっしゃって。その中で、ご自身の幼い頃からの夢など着実に叶えて、本当にすごいです。
まさか実現できるとは(笑)。
――ここっちゃの出店で、何か心配なこととかありますか。
特にはないですね。
子育て支援センターなどの施設がありますよね。私の考えでは、子育て中の方々がその施設を利用されて、そのついでのような感じで覗いてくれればな…と思っています。
私がこういうお菓子を作っていることを知ってもらいたいという気持ちもあって、ここっちゃを使わせていただきたいと考えていますので。
――今後の夢や展望はありますか。
今よりももっとイベント出店はしたいと考えていますけど、今はちょっと手が…ですね(笑)。
――そうですよね。
事業を広げてはいきたし、できれば将来的に家の敷地内に店舗を構えられればと思っています。
そこは、まだ先の夢ですけど。
――ここっちゃに期待されることはありますか
ここっちゃを通じて商店街が賑わえばと。常に五日市があってるくらいの賑わいがあればなと思います。
土曜日・日曜日になれば、直方商店街に行こう!くらいの感じに、直方の名物になればいいなと。
――このページをご覧いただいた方に、何か伝えたいこととかありますか。
子育ては大変だけど、お互い頑張りましょうという感じですね。
子どもを産んだら、本当に考えが変わります。すべてのお母さんは本当に尊敬すべきだと思います。
自分は母親になり立てなので、まだまだですけど。
――今日は、ありがとうございました。
取材日:2023年2月21日
【取材の撮影ご協力】
株式会社オフィスブロッサム
代表取締役 りきひさけんたさん
りきひさくるみさん
佐野桃佳さん(北九州市立大学在学)
末廣和音さん(北九州市立大学在学)